サンディングの仕上方法
2020.11.17 お悩み広場フローリングの基礎知識
フローリングのサンディングとリコート
フローリングのサンディングとリコートには様々な目的があります。そのひとつは「修復」です。かつては美しかった、しかし今ではかなり傷んで、保護膜の下の木材にまでダメージが及んでしまっているフローリングをサンディングし、リコートすると新品のようによみがえります。また、サンディングとリコートで、フローリングの色を変えたり、仕上剤の種類を変えて、部屋の雰囲気を一変させることも可能です。
このような作業は通常プロの施工業者の仕事ですが、DIYで行いたいという人が増えています。フローリングのサンディングとリコートを学ぶと、色々なアイディアが浮かんできます。
必要なツール
フローリングのサンディングとリコートにはプロレベルのツールがいくつも必要です。これらはお近くのレンタルショップでレンタルすることも可能です。以下がこの作業に必須のツールです。
・マルチサンダー(粗掛け、仕上げ掛け、エッジング)
・基本的なメンテナンスツール(ほうき、掃除機、モップ)
・オイルと仕上剤
・防護用品(粉塵マスク、耳栓、安全メガネ)
下準備
サンディングを始める前に、サンディングの際に発生する粉塵に対応するために部屋の準備をしてください。スムーズに作業を進めるために以下の準備が必要です。
・部屋を片付ける。部屋の中の家具などをすべて部屋から出してください。部屋に残っているものはホコリだらけになります。
・ベースシューをはずす。部屋のすそ板の下部に造形物がある場合は取り除いてください。サンディング中に損傷するかもしれません。
・部屋を養生する。窓やダクトはテープやプラスチックでふさいでください。吊り下げ型の照明器具がある場合はビニール袋で覆ってテープで止めます。
フロアのサンディング
・粗掛け
フロアドラムサンダーを使って、現在の仕上剤を取り除きます。
・仕上掛け
より細かい番手のサンディングペーパーで前工程でサンディングした表面を滑らかにします。ドラムサンダーを使うか、他のサンディングマシンをレンタルします。
・エッジサンディング
大きなサンダーが入らない壁際などはエッジサンダーを使います。
・サンディングペーパーの交換
サンディングペーパーを使う時はケチらないでください。均一に仕上げるために、必要な頻度でサンディングペーパーを交換しましょう。
・粉塵の掃除
サンディングとサンディングの間にはフロアの粉塵をしっかりと掃除してください。粗掛けの後には必ず掃除をしましょう。仕上掛けの後も同様です。床に粉塵が残っていると、全体的な仕上がりが悪くなってしまいます。
仕上剤の塗布
サンディングほどの労力は必要ありませんが、フローリングのリコートをきちんと行うためには根気と細部に及ぶ注意力が必要です。
・部屋の掃除
掃除機やモップを使って、部屋全体の除塵を徹底的に行いましょう。ホコリのある状態で、フローリングのリコートを行うと壊滅的な結果になってしまいます。
・着色
フローリングの素地が出ている状態ですので、オイルを使って修復や色を変えることができます。必要なだけオイルを重ね塗りしてください。
・仕上剤の塗布
仕上剤を塗布する準備ができたら、しっかりと製造元の取扱説明書を読んで必要なだけ塗り重ねてください。
その他
フローリングをどのように修復すればいいかまだ分からない場合は、お金の節約以上のことにも目を向けてください。もしあなたが自分のスキルに自信があれば、DIYは費用対効果が高いものになります。
・コストvs時間
DIYの方が安くすみますが、プロの施工業者が作業するよりも時間がかかることがほとんどです。
・プロとタッグを組む
もしまだお金を節約したいとお考えなら、サンディングのみ施工業者に依頼することを考えてみてください。フローリングの着色やリコートはサンディングよりも簡単です。難しい作業はプロに、仕上げはご自身で、というのもひとつの方法です。
・Bonaの長所
Bona認定施工業者はBonaのフロアケアシステムの専門家です。
Bonaにはダストフリーサンディングと多くのすぐれた仕上剤があります。
Bonaのダストフリーサンディングは空中にほとんど粉塵を出さないので、掃除の手間を最低限にします。また、健康に有害な粉塵が空中に舞う量を低減します。
粉塵が通気口に付着しません。
家の中や照明などのつるされたプラスチックにも付着しません。
GREENGUARD認定
仕上剤は有害物質を排出しません。ですので、自宅や職場から退去する必要はありません。
Bona認定施工業者がどのようにフローリングを美しくするかに興味があれば、今すぐ施工業者に連絡しましょう。