BonaディープクリーナーとBonaディープクリーンソリューションの違いについて
2021.9.21 洗剤解説・使い方
BonaディープクリーナーとBonaディープクリーンソリューション、名前がよく似ていますので、混同されるお客様もいらっしゃるようです。ここでは、その違いについてかんたんにご説明したいと思います。
どちらも用途としては、「ディープクリーン」、日頃のお掃除よりももっと強力に汚れを落とすことを想定して開発されたクリーナーです。
Bonaディープクリーナーは、主に一般家庭での使用を想定しており、原液のまま、直接床にスプレーして拭き上げます。スプレーボトルに入った1Lボトルの製品と、詰替え用の2.5Lボトルの製品の2種類があります。一般家庭では、土足で使用するレストラン等に比べると汚れが軽微なので、1㎡あたり2回スプレーしての拭き上げを推奨使用量として想定しています。1回のスプレーで2.2ml±0.2mlスプレーされますので、1Lスプレーボトル1本で416〜500㎡使用できます。坪に換算すると125〜151坪(268〜323畳)清掃できます。
Bonaディープクリーンソリューションは、業務用での使用を想定しており、濃縮型です。汚れや塗装の種類に応じて、水で5倍〜20倍に薄めて使用します。汚れの激しいレストラン等での使用を想定しているため、Bonaパワースクラバーという床洗浄機での使用を想定しています。最も多く使用されているウレタンやUV塗装仕上のフローリングの場合で10倍に薄めて、5Lボトル1本で250〜350㎡くらいの使用を想定しています。
原液のまますぐに使えるのか、濃縮型なので水で薄めてから使用するのか、という違いだけでなく、成分にも違いはありますが、どのようなシーンでどのように使用されるかを想定して、どちらを使用されるかを決められてはいかがでしょうか。
スプレーして拭き上げるのであれば、Bonaディープクリーナーをお勧めします。薄めて使えるのでBonaディープクリーンソリューションの方は経済的に見えますが、10倍に薄めると500Lにもなりますから、ご家庭でスプレーして拭き上げて使っていると、10年経っても使い切れないかもしれません。
Bonaパワースクラバーを使って使用するのであれば、マシンの洗剤タンクが10Lありますので、Bonaディープクリーナー詰め替え用が最初から4本必要になり、30分もしないうちになくなりますから、経済的ではありません。Bonaディープクリーンソリューションの使用を推奨します。
汚れを落とすということは、洗浄力の強いクリーナーを使った方が汚れはよく落ちますが、それだけではありません。Bonaマイクロファイバークリーニングパッドではなく、Bonaディープクリーンパッドを使うと、パワーループ構造でより汚れをかき取ってくれますので、汚れが落ちやすくなりますので、機会がありましたら、ぜひ試してみてください。