フローリングにカビが生えた!そんな時どうする?

フロアの美しさを引き出すことにフォーカスし、豊富な技術革新と知識を持つフローリングメンテナンス業界の第一人者。

スウェーデンBona社の日本代理店 株式会社オカベです。

今回はもしそんなことが起きたら、かなりショック!なカビの話です。

フローリングにカビが生えることなんてあるの?と思われるかもしれません。
確かにあまり耳にすることはないかもしれません。
しかし、カビに関するお悩みを抱えていらっしゃる方は少なからずいらっしゃいます。

カビは一体どのようにして生えてしまうの?
生えてしまったらどうすればいいの?
日頃から気をつけることは?

様々な疑問が湧き上がるかと思いますが、それらに一つ一つ丁寧にお答えしていきます。

フローリングにカビが生える原因

カビの原因はただ一つ。それは湿気です。

梅雨と共存している日本人であればカビに対する多少の知識はあるでしょう。
梅雨時に食べ物を放置していてカビてしまった!という経験をお持ちの方もいるかもしれませんね。

カビは湿度が65%以上になると発生しやすいと言われています。そして梅雨の湿度は平均80%を超えます。

つまり、梅雨時の室内はカビにとってパラダイスなのです。


では、食べ物ではなくフローリングはどうでしょうか?


フローリングは製品になる段階で、木材の含水率を8%前後にまで落としています。

ですので、木そのものに含まれている水分がカビの原因ということにはなりません。

フローリングのカビの場合は敷きっぱなしのカーペットや置きっ放しの観葉植物の下で発生していることがほとんどです。
つまり、水分がフローリングに付着。その水分が蒸発しづらい状態になっている環境がカビが発生しやすい環境と言えます。

あるご家庭ではカーペットの同じ箇所にペットが度々オシッコをしてしまい、その下のフローリングにカビが生えてしまったそうです。

カビが生えてしまった場合の掃除方法

フローリングのどこにカビが生えたかによって、掃除方法は変わります。


フローリングに塗られた塗装の上に生えてしまった場合。
こちらは、汚れを落とす時と同じ要領でカビを落とすことができます。

一方で、厄介なのは木そのものにカビが生えてしまった場合です。


フローリングは言うまでもなく“木”が原材料なので木目があります。
フローリング材にある木目は表面の塗装が薄くなってしまうことが多くあり、塗装が薄い=保護膜としての機能が弱いということになります。
保護膜の機能が弱い木目に付着したカビは、フローリング材本体に浸透してしまいます。

木目にカビが生えた状態というのは、一見わかりにくく、放置してしまいがちです。

放置しておくとカビはどんどん周囲に広がってしまいます。

カビを見つけたら、早めに除去しましょう。

フローリングのカビは「削って落とす」が基本です。

120・180・240番などの中目のサンドペーパーを使って表面のカビを薄く削って落とします。

削っても落とし切れない場合は非塩素系漂白剤で汚れを落とすこともあります。

削ってきれいにしたら仕上剤を塗り、フローリングの表面を保護膜でしっかり守ります。
(仕上剤の塗布後にワックスを塗ることもあります)

部分的なカビであればDIYで可能な作業かと思います。
しかし、カビが広範囲に広がっていたら…。そんな時は、専門業者に依頼することをお勧めします。

フローリングのカビ取り掃除を行う前の注意点

フローリングに生えたカビの除去には、くれぐれも塩素系のカビ取り洗剤は使用しないで下さい。

カビの除去には様々な専用洗剤が製品として売られています。その多くは強アルカリ性の洗剤です。
強アルカリ性の洗剤は、フローリングそのものを傷めてしまいます。
カビは除去できたのに、フローリング自体がダメになってしまった。これでは本末転倒です。

フローリングのカビに洗剤を使う場合は、非塩素系の洗剤を使いましょう。

カビ取り洗剤は塩素系漂白剤と非塩素系漂白剤の2つに大別されます。
塩素系はツーンとした匂いと、カビに即効性があるのが特徴です。
非塩素系には塩素系のような即効性がありませんが、匂いが少なく浸け置きできるという特徴があります。


塩素系はすぐにカビが落とせる分、対象物にもダメージを与えるリスクが高くなります。
フローリングに使うと木に含まれるタンニン酸とアルカリ成分が反応して、変色してしまうこともあります。
変色したフローリングは元に戻すことは困難です。
変色を防ぐためにも、フローリングのカビ取りには効果が緩やかな非塩素系の洗剤を使いましょう

とはいえ、市販のカビ取り洗剤は塩素系が主流です。
塩素系なのか非塩素系なのか、それともそれ以外の洗剤なのか。

パッケージの裏面をよく見て、購入の際は間違えないようチェックしてみてください。

日ごろのお掃除でフローリングのカビ予防

カビの原因がただ一つ、“湿気”なのであれば、日頃のお手入れとしては除湿しかありません。

梅雨時であればエアコンの除湿機能を使って常に湿度を低く保つことが理想です。こまめな換気も効果的でしょう。

そして観葉植物やペットのトイレなど水分を多く含むものを長期間同じ場所に置かないことです。
キッチンマットなども頻繁に取り替えて、フローリングの表面に湿度がとどまらないようにします。

フローリングの表面を定期的に空気にさらして湿気を取り除いていれば、まずカビの心配はないと思っても良いでしょう。

また、フローリングにカビが生えるということは、室内環境に問題があるという風に見ることもできます。

フローリングは部屋の衛生状態のバロメーターと思って、常に意識しながら清潔な室内環境を保ちましょう!

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Bona社は優れた技能と経験を有する職人を「Bona認定クラフトマン」として認定しています。

Bona認定クラフトマン制度は、先進的なBonaシステムを活用して最良の結果を生み出せる専門業者間に信頼できるネットワークを構築し、最新で最良のフローリングサービスを求めるお客様と彼らをつなぐことを目的にスタートしました。

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